宵待航海

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踊ってるのか踊らされてるのか
2010-07-30(Fri) 23:04
妊娠・出産(特に不妊治療)を題材にしたお話です。
軽ーい気持ちで読み始めたら、うっすら落ち込むほどの衝撃的内容でした。
読みやすい文章ですが、投げかけられたテーマは重いです。

  『ジーン・ワルツ』 海堂尊

ジーン・ワルツ (新潮文庫)ジーン・ワルツ (新潮文庫)
(2010/06/29)
海堂 尊

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私は体外受精も代理母出産も基本的には賛成だったんですが、それって、完全に医師に対する信頼の上に成り立つ行為なんですよね。

授かった子供は二人の子供に違いないという思い込み。

自然妊娠だったら考えもしない(女性はね)「お腹にいるのは本当に自分の子か?」という事。

体外受精って、実は、そこから揺らいでるんですよね…。
まさかお医者さんがそんなことしないだろう、っていう能天気な信頼。でも、医師も不安定で不完全な人間なんですよね…。

代理母出産が日本で認められるようになるには、クリアしなきゃいけない問題がたくさんあるんだろうな、と思います。

ここから先は私の勘違いな妄想の深読みなんですが。
ちょっと前に「利己的遺伝子」っていうのをよく聞きました。人間の体は遺伝子を運ぶ船みたいなもので、遺伝子の目的は一つでも多くの自分のコピーを残すことであり、人の(生物の)行動の多くは遺伝子によって操られている、という感じの考え方だったと解釈してたんですが。(解釈の素は竹内久美子さんの本。ドーキンスの本は読んでません)

戦争も宗教も浮気も嫁姑の争いも全て自分の遺伝子を残さんがための利己的遺伝子の戦略だ!って、そんな無茶な、って思ったモンですが、この小説の主人公・理恵はひょっとしてその利己的遺伝子とやらに踊らされちゃった人なのか…?
踊らされて、あんなことをやらかしちゃったのか…?
そんなことも含めてタイトルが「ジーン・ワルツ」なのか?(←完全な妄想)

いろいろと深読みが止まりません。

あと、妊娠・出産のごくごく基本的な知識も得られます。
五体満足で生れるって、実は奇跡的な事なんです。
それに現代では妊娠・出産は上手くいって当然、危険なことなんて何にもないわって、それはとんだ勘違いで、やはり命がけの行為なんですね…。

この世に一人の人間を生み出すって、肉体的にも精神的にも覚悟と責任を伴う重大な出来事であるはずです。

簡単に「出来ちゃった婚」とかいわないほうがいいのかも。










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