宵待航海

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読了。
2012-07-22(Sun) 00:48
かーなり以前に読んでて、もはや記憶があやふやなところもあるんですがw
感想メモからさくっと。

高安犬物語/爪王 (地球人ライブラリー)高安犬物語/爪王 (地球人ライブラリー)
(1994/08)
戸川 幸夫

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・高安犬物語 
 
 高安犬は山形県高畠町高安を中心に繁殖したマタギ犬(熊猟犬)。その最後の一頭、「チン」の物語。
 飼い主(というか、相棒)の猟師、吉とともに熊と戦ってきた、凄い優秀な犬です。
 もう、この犬、すごすぎ。現役時代は仔熊二頭、手負い熊六頭を仕留め、狗鷲にも打ち勝ち、猟を引退してから も喧嘩を売ってきた横綱土佐闘犬を返り討ちにし、ダムに落ちた子供がいれば飛び込み、泳いで潜って水難救助 しちゃうのです。
 
 最後に気の毒なことになっちゃうけど、(ホントに、「ま、こんなとこだベナ、お前らにゃ」としかいいようが ないわな… w)吉のいる故郷に帰れてよかった。

・爪王

 最後の鷹匠となった老人が残りの人生の全てをかけて育てあげた若鷹・吹雪。村を荒らしまくる老獪で巨大な赤 狐 に一度は敗れてしまう。
 “獲物を怖れる鷹は名鷹とは云えない。同時にそんな鷹を作り上げた鷹匠も名匠とは云えないのだ。”

 負けたことで、吹雪が赤狐を怖れるとしたら…。悩み苦しんだ鷹匠が出した結論は“死”か“名誉”かだった。
 全てを得るか、全てを無にするか。
 鷹匠は、もう一度吹雪を赤狐と戦わせようと決心する。

 吹雪が鷹匠を受け入れるまでの、お互いの存在を賭けた勝負。強い絆(友愛)で結ばれた二者の物語。

・飴色角と三本指 
 
 飴色角と呼ばれる用心深く利口な羚羊(カモシカ)と、飴色角を追う三本指と呼ばれる流れ者の密猟者。
 飴色角は三本指の命がけの追跡から逃れられるのか。

・左膳鴉 

 北国の厳しい自然の中で暮らすカラス達。片足、隻眼の勇敢で利口な大ガラスを語り手は「左膳鴉」と名づけ、 一年に渡って観察する。また春が来て、そして…。
 「鴉の葬式」って、どのカラスもやるのだろうか。

・雪崩の谷 

「千一熊の皮ならツキノワの三十倍はするだろう」
 見事な黄金色の体毛に覆われた幻の熊「千一熊(せんいついたず)」と、十年もの間千一熊を探し続ける猟師。
 年頃になったひとり娘に立派な嫁入り支度をしてやるために、猟師は山に入り、黄金の熊を追い詰めていく。
 
 仔熊が身ごもり、子を産み、母親になる。
 子を思う気持ちはヒトも熊も同じく尊い。


ピスタチオピスタチオ
(2010/10)
梨木 香歩

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どこに連れて行かれるのかわからない。
そしてどんどんページを進めて行く、そんな小説.。

アフリカ、HIVキャリアの男友達、愛犬の子宮に起きたトラブル、呪術医、<ダバ>、洪水の神話、無くしたはずの本、<ジンナジュ>、呪術医のトレーニングを受けていた友人、その死、ゲリラに連れ去られた双子の妹、その妹を探す姉、<キジャニ>、<ナカイマ・ツリー>、NGOの植林活動、ピスタチオ。

バラバラな要素が一つに繋がって、ある真実へ導いていく。ここにたどり着くために一つ一つの出来事はあったのだと。


いのちのパレードいのちのパレード
(2007/12/14)
恩田 陸

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早川書房から出版されていた<異色作家短編集>へのオマージュに満ちた一冊。
幻想と怪奇に彩られた、摩訶不思議な物語世界。

幻想と怪奇…。正直、私の好みのジャンルではなかったりする。
読み終わった後に何かこうもやもやしたものが残るのがあまり得意ではないのです。
(出来れば謎はきっちり解き明かしてすっきり納得したい読者)

そんな読者ですが、好きな話は
「スペインの苔」「当籤者」「あなたの善良なる教え子より」「SUGOROKU」「夜想曲」。
うーん、やはりミステリ傾向の強い話が好みみたい。
って、今更自分の読書の好みを再確認してもw

あと、短編の各タイトルにはそのタイトルを英訳したものがついてるのですが、これが絶妙。
「いのちのパレード」は<THE GRAND PARADE>
「当籤者」は<THE LUCKY WINNER>
「エンドマークまでご一緒に」というミュージカル仕立ての一篇につけられた英訳は
<IT’S HARD BEING A MUSICAL STAR>
うん、確かになるほど!です。




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